【絵本】ふわもこねこ 「 ぼくはひつじだよ 」

 
 

 
あるひのこと、おじさんが ひつじたちのけを かるために、バリカンをつかう じゅんびを していました。
 
 


 
 

 
 

ひつじたちは、いつもとちょっとちがう おじさんのようす をみて、おどろいて にげはじめました。
 
 
それをみた いぬのクロは、ひつじたちを おいかけます。
 
 
ねこのメーくんは というと・・・やっぱり こわくて にげています。
 

 


 
 

おじさんは、ねこのけなんか かるわけないのに、メーくんは じぶんを ひつじだと おもいこんでいるので、ひっしに にげています。
 
 
ところが、クロのみごとな ゆうどうのおかげで、あっというまに、ひつじたちは おじさんのもとへと あつめられました。
 
 
メーくんも しぶしぶ、おじさんに ちかづきます。
 
 

 


 
 
 

おじさんは、ていねいに すばやく、ひつじたちの けを かっていきます。
 
 
ひつじたちは、にげることなく、きもちよさそうにしています。
 

 
 


 
 
 

そしてついに、さいごの ひつじの けがりが おわりました。
 
 
つぎは・・・メーくんの ばん?
 
 
メーくんは ぎゅーっと めをつぶり、がたがた ふるえています。
 
 

 
 


 
 
 

ところが、おじさんは いつまでたっても、メーくんに ふれてきません。
 
 
メーくんは、ふしぎそうに おじさんを みつめました。
 
 
すると、それにきづいた おじさんは、メーくんに やさしく ぽんぽんっと タッチしました。
 
 
メーくんの、ふわふわ もこもこした けは まもられましたが、メーくんは なっとくいかないようすです。
 
 
 
 
このひのよる、ひつじたちは、メーくんに くっついて ねむりました。
 

 


 
 

 
 
 
 

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