【絵本】ふわもこねこ 「 ぼくはひつじだよ 」

 
 

すうじかんご、メーくんは めを さましました。
 

 
 


 
 

 
きづけば、ふわふわした やわらかな くさのうえで、ねむっていたようです。
 
 
あたりを みまわすと、ひつじたちは げんきに あそんでいます。
 
 
「どうして ぼくって、 こんなに あかるいうちから ねむいのかな?」
 
 
 
それは、メーくんが ちいさいときから ずっと いだいていた ぎもんでした。
 
 
なんとか ひつじたちと いっしょに あそぼうとするのですが、まいにち ねむくて ねむくて ついつい ねてしまいます。
 
 
でも、あかるいうちから ぐうたら ねていても、おじさんに おこられたことは、いちども ありません。
 
 
「ぼくが とくべつだから? それとも、あきれているの?」
 
そうおもいながらも、また メーくんは うとうと してきました。
 
 
それにしても、メーくんの ねぞうは、じつに かわいらしい!
 
 
 

 


 
 
 

 
したを だしていたり、おなかを だして だいのじで ねていたり。
 
 
なんとも むぼうびで、あいきょうのある すがたですね!
 
 

 
 
 

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